「薬屋のひとりごと 」36話（2期12話）感想：壬氏の正体を知った猫猫の反応とは？

アニメ「薬屋のひとりごと」第36話（2期12話）は、ついに猫猫が壬氏の正体に近づくという大きな展開を迎えた注目回となりました。

洞窟からの脱出劇を通じて深まる二人の関係性や、李白と犬たちの意外な活躍など、見どころ満載でファンの注目が集まっています。

本記事では、猫猫のリアクションや気まずい雰囲気を含む印象的なシーン、壬氏の本音に迫る瞬間などを丁寧に振り返りながら感想をお届けします。

画像は公式サイトより引用。

猫猫が壬氏の正体に気づいた！？その瞬間と反応を徹底考察

第36話では、洞窟という閉鎖的な空間で壬氏と猫猫が2人きりになるという、非常に緊張感のある場面が描かれました。

このシーンでは、これまで巧妙に隠されてきた壬氏の本当の身分に、猫猫が気づくかもしれないというドキドキの展開が待ち受けていました。

猫猫の反応や心の揺れが丁寧に描かれており、シリーズでも屈指の名場面といえるでしょう。

洞窟での壬氏の行動と猫猫の違和感

暗闇の中で、壬氏がふと見せた普段の彼とは違う一面に、猫猫は一瞬「違和感」を抱きます。

その仕草や言葉の選び方、そして表情に「貴族としての風格」がにじみ出ており、それが彼女の中で強く印象づけられたのでしょう。

長年の観察眼を持つ猫猫だからこそ、わずかな変化も見逃さなかった点が、彼女らしさでもあります。

正体を知った後の猫猫の心理描写に注目

壬氏の正体に気づいたであろう瞬間、猫猫の表情には驚きと同時に、どこか諦めにも似た静かな動揺が走ります。

単なる上官と部下ではなかったと気づいたとき、彼女の中で壬氏という存在の意味が大きく変わったのかもしれません。

しかし、感情をあからさまに表に出さないのが猫猫のスタイル。

内心の動揺をぐっと飲み込む姿がまた視聴者の心を打ちます。

この瞬間はシリーズの転換点となるか？

壬氏の正体が猫猫にバレることで、2人の関係性は確実に変化していくと考えられます。

これまではどこか軽妙な掛け合いに終始していた2人ですが、ここからは「本当の信頼関係」へと深化していくのではないでしょうか。

ファンとしては、この展開をきっかけに恋愛要素が一気に加速するのでは？と期待してしまいます。

李白のワンちゃんたちが可愛いだけじゃない件

第36話では、李白が抱える犬たちがついに本格的に活躍し、ただのマスコット的存在ではないことが明らかになりました。

李白が犬を抱きかかえながら庇うシーンは、視聴者の心をわし掴みにした名場面です。

癒しと感動が詰まったこの場面には、意外な伏線の匂いも感じられました。

犬を抱えてかばう李白の行動が話題に

洞窟内で何者かに襲われる可能性が高まった場面で、李白が犬を両腕で包み込むようにして守る描写がありました。

あの瞬間、彼の優しさと責任感の強さが一気に可視化されたと言えるでしょう。

それまでやや三枚目なキャラとして描かれていた李白が、頼れる男らしさを発揮した瞬間でもあり、視聴者の評価が一段と上がったのも納得です。

癒し要素としてのワンちゃんの活躍を振り返る

アニメ『薬屋のひとりごと』は、どちらかといえばシリアスな展開が続く作品ですが、ワンちゃんたちの存在が絶妙な癒しのバランスを保っています。

特に今回のような緊迫感あるエピソードの中で、犬の存在が空気を和らげる役目を果たしているのは非常に効果的でした。

犬たちの鳴き声や仕草もリアルで、アニメスタッフの細かな演出へのこだわりも感じさせてくれます。

ワンちゃんは物語の鍵を握る存在？

今回のエピソードを見て、「もしかしてこの犬たち、単なる癒し要員ではなく物語の鍵になるのでは？」と感じた視聴者も少なくないはずです。

たとえば、敵の気配を察知する、誰かを守る、あるいは情報の伝達手段になるなど、今後の活躍が想像できます。

李白と犬たちの絆が深く描かれている分、ストーリーの転換点で重要な役割を果たす可能性も期待されます。

視聴者の注目ポイントは？SNSで話題になったシーン

第36話は、物語の大きな転機だけでなく、SNS上でも盛り上がるネタが盛りだくさんの回となりました。

視聴者たちがX（旧Twitter）などで熱く語ったワンシーンやセリフがいくつもあり、まさに話題沸騰。

“顎をさする謎の男”や壬氏×猫猫の距離感など、細かい描写が多くの注目を集めました。

X（旧Twitter）で盛り上がった「顎をさする男」正体は？

多くの視聴者が「誰！？」「何しに出てきた！？」とざわついたのが、洞窟の場面に現れた“顎をさする謎の男”です。

現時点では正体不明ですが、原作既読勢の間では「この人物が後に大きな役割を持つ」と噂されています。

何気ない登場のようでいて、実は重要な伏線という可能性もあり、要注目です。

壬氏×猫猫の濃厚すぎる距離感が視聴者の寿命を伸ばした？

第36話では、壬氏と猫猫が洞窟で至近距離に接近する場面があり、あまりにも甘い空気にSNSも騒然。

「これは恋愛じゃないと言い張るのはもう無理」「寿命が延びた」などの投稿が多数見られました。

言葉少なでも感情が伝わる演出が、ファンの心を一層惹きつけています。

セリフの一言に込められた深さがファンの考察を刺激

また、壬氏が猫猫に語る何気ない一言や、猫猫の無言の反応なども、SNSで深読み考察が飛び交うポイントとなっていました。

「本当は気づいていたのに気づかないフリをしているのでは？」といったファンの声もあり、この作品の心理戦・静かな感情表現の魅力が改めて評価された形です。

壬氏の正体に揺れる関係性｜今後の展開はどうなる？

第36話で猫猫が壬氏の正体を察したことにより、これまでの微妙な距離感が大きく揺らぎ始めました。

“壬氏はただの上司ではない”と認識したことで、猫猫の中にこれまでなかった感情が芽生える可能性があります。

2人の関係はここからどう変化していくのか、ファンの間でも注目が集まっています。

壬氏の想いと猫猫の立場のすれ違い

壬氏はこれまで、猫猫に対して明らかに特別な感情を抱いてきました。

しかし、猫猫は一貫して「距離を取ろう」とする姿勢を見せており、このすれ違いが物語のテンションを支えてきたと言えるでしょう。

今回の正体判明によって、その溝がさらに深まるのか、それとも理解が進むのかは、今後の見どころのひとつです。

第37話以降に期待される展開を予想

36話の終盤は非常に余韻のある形で終わっており、次回以降の展開に向けて様々な伏線が張られています。

たとえば、子昌の動向や、謎の男の登場、そして壬氏の内なる葛藤など、あらゆる要素が交錯していきそうです。

猫猫がこの事実をどう受け入れ、自分の気持ちとどう向き合うのか、今後の心理描写にも注目が集まります。

読者・視聴者の願望は「くっついてほしい」？

もちろん、原作ファンやアニメ視聴者の間では「早くくっついて！」という声も後を絶ちません。

しかし、『薬屋のひとりごと』はただの恋愛ものではなく、政治や陰謀が絡む複雑な世界での駆け引きが魅力でもあります。

だからこそ、2人が簡単には結ばれないことにもリアリティがあり、じれったさと期待が入り混じった関係性が多くの支持を集めているのです。

薬屋のひとりごと36話の感想まとめ｜猫猫と壬氏、次なる一歩は？

第36話は、猫猫と壬氏という物語の中心人物の関係性において、明確な「転機」となるエピソードでした。

壬氏の正体に猫猫が気づいた可能性、そしてそれに対する彼女の内面の動きが、視聴者に深い余韻を残しています。

同時に、犬たちの可愛さや謎の男の登場など、次回への引きも十分でした。

今回の感想を総括｜視聴後に感じたこと

視聴後に最も印象に残るのは、言葉ではなく“空気”で語られる感情の機微です。

猫猫の静かな表情や、壬氏の覚悟がにじむセリフ、それを取り巻く緊張感ある演出が非常に秀逸でした。

アニメならではの表現力が光る回だったと感じます。

次回37話の放送時間と見どころ情報もチェック

次回37話の放送は3月28日（金）23:10より、日本テレビ系列で全国同時放送予定です。

ただし、プロ野球中継による延長の可能性もあるとのことなので、放送時間の変更には注意が必要です。

猫猫と壬氏の今後の距離感、そして新たな展開の幕開けに期待しながら、次回も見逃せません。

最後に：『薬屋のひとりごと』の魅力はここにある

淡々とした会話劇の中に、大きなドラマが隠されているのがこの作品の最大の魅力です。

36話はまさにその真骨頂であり、静かだけど濃密な感情の交錯がたっぷり詰まった名エピソードでした。

この先、物語がどんな方向に転がっていくのか……視聴者として一瞬たりとも目が離せません。