1987年に放送が開始された『仮面ライダーBLACK』は、シリーズ屈指の名作として今なお語り継がれています。
南光太郎がゴルゴムの陰謀に立ち向かい、宿命のライバル・シャドームーンと激突する壮大なストーリーは、多くのファンを魅了しました。
この記事では、全51話のあらすじを詳しくまとめ、南光太郎の戦いの軌跡を振り返ります。ぜひ最後までご覧ください。
- 『仮面ライダーBLACK』全51話の詳しいあらすじ
- 南光太郎とシャドームーンの宿命の戦いの流れ
- ゴルゴムの陰謀と創世王を巡る最終決戦の展開
画像は公式サイトより引用。
第1話~第10話:宿命の戦いの幕開け
南光太郎と秋月信彦は、親友として共に青春を過ごしていた。しかし、彼らの運命はゴルゴムの手によって大きく変わってしまう。
ゴルゴムによって改造された光太郎は、自らの宿命を知り、仮面ライダーBLACKとして戦うことを決意。一方、信彦はゴルゴムの支配下で、恐るべき「世紀王」として覚醒しようとしていた。
この章では、光太郎の変身、ゴルゴムとの最初の戦い、そしてシャドームーン誕生への伏線が描かれる。
第1話「BLACK!!変身」 光太郎、運命の決断
ある夜、南光太郎と秋月信彦は、ゴルゴムの手によって拉致される。彼らはゴルゴムの「世紀王」として選ばれ、改造手術を施されてしまう。
しかし、光太郎は手術の途中で意識を取り戻し、ゴルゴムのアジトから脱出。自らの体に埋め込まれた「キングストーン」の力を覚醒させ、仮面ライダーBLACKへと変身する。
光太郎は、ゴルゴムの怪人を撃退しながら、親友・信彦の行方を追う。しかし、信彦はすでにゴルゴムの支配下にあった……。
ゴルゴムの野望と光太郎の覚醒
ゴルゴムは、世界を支配するために「創世王」の後継者を誕生させようとしていた。その候補が、世紀王ブラックサン(光太郎)と世紀王シャドームーン(信彦)である。
光太郎は、自らの力と改造の秘密を知りながら、ゴルゴムの陰謀を阻止するために戦う決意を固める。
一方、ゴルゴムは次々と怪人を送り込み、光太郎を始末しようとする。彼らの襲撃を受けながらも、光太郎は戦い続けるが、やがて信彦との再会が近づく……。
第11話~第30話:ゴルゴムの陰謀とBLACKの戦い
ゴルゴムの野望が徐々に明らかになり、南光太郎=仮面ライダーBLACKは、さらなる強敵との戦いに身を投じることになる。
三神官バラオム・ダロム・ビシュムの暗躍、創世王復活計画、そして信彦の消息……。次々と押し寄せる試練の中、光太郎は孤独な戦いを続ける。
三神官の策略と怪人たちとの激闘
ゴルゴムの三神官は、創世王の後継者を決定するために、BLACKの抹殺を目論む。彼らは次々と強力な怪人を送り込み、光太郎を追い詰めていく。
中でも「クモ怪人」や「ヘビ怪人」との戦いは壮絶で、光太郎は肉体的にも精神的にも追い詰められていく。
また、ゴルゴムは一般市民を利用し、光太郎の戦いを妨害する作戦にも出る。彼は戦うことで人々を守ろうとするが、その過程で自身の改造人間としての宿命に苦しむ。
信彦の行方とシャドームーンへの伏線
光太郎は、親友・秋月信彦の行方を追い続けていた。そして、ゴルゴム内部において、信彦が特別な存在として扱われていることを知る。
やがて、彼は驚くべき事実に直面する。信彦こそがもう一人の世紀王「シャドームーン」として覚醒しようとしていたのだ。
しかし、この時点ではまだシャドームーンとして完全に復活しておらず、信彦はカプセルの中で眠り続けている。光太郎は親友を救おうとするが、ゴルゴムの妨害によって阻まれてしまう。
こうして、光太郎はゴルゴムと戦いながら、信彦を取り戻すための新たな決意を固めるのだった。
第31話~第40話:シャドームーン覚醒!避けられぬ対決
ゴルゴムの創世王復活計画が進行し、光太郎の戦いも新たな局面を迎える。ついに、親友・秋月信彦が「シャドームーン」として目覚め、世紀王同士の宿命の対決が始まるのだった。
信彦を救おうとする光太郎の願いは届くのか? それとも、彼らは戦う運命にあるのか? 物語はクライマックスへと突き進んでいく。
親友との決別、シャドームーン復活
ゴルゴムの計画は最終段階に入り、創世王の後継者を決める儀式が行われる。その瞬間、眠りについていた信彦が目を覚まし、シャドームーンとして完全復活する。
しかし、目覚めた信彦の意識はすでにゴルゴムに支配されており、かつての友情は消え去ってしまっていた。
「南光太郎、お前を倒し、世紀王として君臨する!」
かつての親友は、冷酷な戦士となり、BLACKの前に立ちはだかるのだった。
世紀王同士の戦いと光太郎の葛藤
光太郎は、信彦を元に戻すことを願いながらも、彼との戦いを避けることはできなかった。二人の戦いは熾烈を極め、BLACKは幾度となくシャドームーンに追い詰められる。
さらに、シャドームーンはバトルホッパーをも操り、BLACKの武器を奪い取る。戦況はますます不利になっていく。
それでも光太郎は、「お前を倒すために戦っているんじゃない、信彦!」と叫びながら戦い続ける。しかし、シャドームーンは容赦なく攻撃を繰り出し、光太郎にとって最も辛い戦いとなる。
そんな中、ゴルゴムの三神官たちは、創世王の完全復活のために最後の準備を進めていた……。
第41話~第51話:創世王とゴルゴムの最終決戦
シャドームーンの復活によって、光太郎の戦いは最終局面を迎える。ゴルゴムは創世王の完全覚醒を目前に控え、世界征服の計画を進める中、BLACKとシャドームーンの宿命の対決が激化していく。
光太郎は信彦を救おうとするが、彼はゴルゴムの意志に支配され、かつての友情は届かないままだった。そして、ついに仮面ライダーBLACKは、創世王とゴルゴムに対して最後の戦いを挑む……!
ゴルゴム本拠地での激闘と最終決戦
ゴルゴムの本拠地に突入した光太郎は、三神官たちが創世王の復活を完了させようとしているのを目撃する。彼らは、世紀王であるシャドームーンに地球を支配させる計画を進めていた。
光太郎は三神官との死闘を繰り広げながら、創世王を阻止しようとする。しかし、そこにシャドームーンが立ちはだかり、二人の戦いはついに最終決戦へと突入する。
シャドームーンはBLACKを圧倒する戦闘力を誇り、光太郎は苦戦を強いられる。しかし、最後の瞬間、バトルホッパーが自らの意思でBLACKを助け、シャドームーンの攻撃から身を挺して守るのだった……。
最終話「さようなら光太郎」運命の結末
激しい戦いの末、BLACKはついにシャドームーンを倒す。しかし、瀕死のシャドームーンはなおも戦いを望み、「キングストーンを奪え」と光太郎に迫る。
だが、光太郎は親友の願いを拒み、キングストーンを奪うことなく、崩壊するゴルゴムの本拠地から脱出する。
創世王の野望は潰え、ゴルゴムは完全に壊滅。しかし、光太郎の心には大きな悲しみが残った。戦いが終わった今も、彼は新たな使命を抱き、旅立つのだった……。
まとめ:『仮面ライダーBLACK』全51話の魅力
『仮面ライダーBLACK』は、ゴルゴムとの壮絶な戦いと、南光太郎と秋月信彦の悲劇的な友情を描いた、シリーズ屈指の名作です。
物語は単なる勧善懲悪ではなく、主人公の苦悩や成長が描かれており、視聴者の心を揺さぶる展開が続きます。
そして、光太郎の戦いは、『仮面ライダーBLACK RX』へと引き継がれていくことになります……。
全51話を通じて描かれる壮絶な戦いと感動のストーリーを、ぜひ振り返ってみてください!
- 『仮面ライダーBLACK』全51話のあらすじを完全網羅
- 南光太郎の成長とゴルゴムとの戦いの軌跡を追う
- 親友・秋月信彦がシャドームーンとして復活する過程
- ゴルゴムの野望と創世王を巡る陰謀の詳細
- 最終決戦でのBLACKとシャドームーンの宿命の対決
- 光太郎が新たな戦いへと旅立つラストシーンまで解説