『仮面ライダーBLACK RX』は、1988年から1989年にかけて放送された平成ライダーの前身とも言える作品です。主人公・南光太郎が太陽の力で進化し、RXとして活躍する姿は今も多くのファンの心に刻まれています。
そんな『仮面ライダーBLACK RX』の魅力の一つが、壮大なロケ地での撮影。当時の特撮技術と相まって、印象的なシーンが数多く生まれました。
この記事では、『仮面ライダーBLACK RX』のロケ地を巡りながら、撮影当時のエピソードや見どころを紹介します。懐かしの名シーンの舞台を訪ねてみませんか?
この記事を読むとわかること
- 『仮面ライダーBLACK RX』の主要なロケ地
- 撮影当時のエピソードや裏話
- ロケ地巡りの楽しみ方とポイント
画像は公式サイトより引用。
『仮面ライダーBLACK RX』の代表的なロケ地一覧
『仮面ライダーBLACK RX』は、都市部や自然豊かな場所を舞台に、迫力のあるアクションや特撮シーンが撮影されました。
特に、クライシス帝国との戦いでは、広大な景色を活かしたロケ地が多く使用され、視覚的なインパクトを強めています。
ここでは、RXの名シーンが撮影された代表的なロケ地を紹介し、当時の撮影エピソードも交えながら振り返ります。
RXの戦いが繰り広げられた名シーンの舞台
『仮面ライダーBLACK RX』では、都市部と自然の両方を活かしたロケーションが数多く登場します。
たとえば、RXがクライシス帝国の怪人たちと激突するシーンでは、東京都内のビル街や工業地帯がよく使用されました。
また、広大な荒野や河川敷を舞台にした戦闘シーンも印象的で、多摩川周辺などがロケ地として選ばれています。
当時の特撮技術が活かされた場所
RXの戦闘シーンでは、爆破演出やワイヤーアクションなど、当時の特撮技術がふんだんに使われました。
例えば、ライドロンが疾走するシーンでは、比較的交通量の少ない郊外の直線道路が選ばれ、スピード感あふれる映像が撮影されました。
また、仮面ライダーBLACK RXの専用武器であるリボルケインを使った決戦シーンでは、富士山麓の荒野や採石場など、開けた場所が選ばれ、爆破シーンの迫力を増す工夫がされています。
東京都内で巡れる『仮面ライダーBLACK RX』の撮影場所
『仮面ライダーBLACK RX』の撮影は東京都内でも数多く行われました。
特に、変身シーンや戦闘シーンに使われたロケ地は今も訪れることができ、ファンにとって聖地巡礼の楽しみがあります。
ここでは、都内で巡ることができる代表的な撮影場所を紹介します。
おなじみの変身シーンのロケ地
南光太郎がBLACK RXへと変身するシーンは、主にお台場や多摩川沿いで撮影されました。
お台場エリアは、1980年代後半にはまだ開発途中であり、広大な空き地が多かったため、特撮のロケーションとして理想的でした。
また、多摩川の河川敷では、開けた景色を活かし、壮大な変身シーンが撮影されています。
クライシス帝国との決戦が行われた場所
RXがクライシス帝国の怪人たちと戦ったロケ地の一つが、東京都大田区の京浜島です。
ここは工業地帯であり、廃墟風の雰囲気が戦闘シーンに適していました。
また、新宿副都心の高層ビル街でも撮影が行われており、特に夜間のシーンでは都市のネオンを活かした演出がなされています。
これらの場所は現在も訪れることができるため、撮影当時の雰囲気を感じながら聖地巡礼を楽しむことができます。
自然が生んだ迫力のバトル!郊外や山間部のロケ地
『仮面ライダーBLACK RX』では、都市部だけでなく、自然豊かな場所でも多くの戦闘シーンが撮影されました。
特に、山間部や河川敷などの広大なロケーションは、迫力のあるバトルシーンを生み出すのに最適でした。
ここでは、RXの名シーンが撮影された郊外のロケ地を紹介します。
ライドロンが疾走した道
RXの愛車・ライドロンが疾走するシーンは、千葉県や神奈川県の郊外の直線道路で撮影されました。
特に、千葉県の房総半島にある長い農道や、神奈川県の三浦半島の海沿いの道路は、開放的な景色とスピード感を演出するのに適していました。
また、一部のシーンでは静岡県・御殿場周辺の道路も使用されており、富士山を背景にした美しい映像が特徴的です。
リボルケインが輝いた決戦の地
RXの最終決戦やクライシス帝国との激しい戦闘が行われたロケ地として、静岡県・富士山麓の採石場がよく使用されました。
この場所は、特撮作品ではおなじみのロケ地であり、爆破シーンを伴うバトルには最適な環境でした。
また、山梨県の昇仙峡や長野県の渓谷地帯も撮影に使われ、険しい地形を活かした戦闘が繰り広げられました。
こうした自然豊かなロケ地は、RXの戦闘シーンをより壮大なものにし、視聴者に強い印象を与えました。
『仮面ライダーBLACK RX』撮影当時の裏話
『仮面ライダーBLACK RX』の撮影では、当時の特撮技術を駆使しながら、数々の挑戦が行われました。
ロケ地選びのこだわりや、撮影時に起こったエピソードなど、今だからこそ知りたい裏話を紹介します。
ロケ地選びのこだわり
『仮面ライダーBLACK RX』では、特撮ならではの迫力を出すために、都市・自然・工業地帯など多様なロケーションが選ばれました。
例えば、RXの変身シーンでは背景に広大な空が映える場所を選ぶことで、ヒーローの力強さを視覚的に表現しました。
また、敵との戦闘シーンでは、爆破演出を行いやすい採石場や河川敷が頻繁に使用され、ダイナミックな映像が撮影されました。
撮影時の苦労とエピソード
特撮の撮影は、過酷な環境で行われることが多く、『仮面ライダーBLACK RX』も例外ではありませんでした。
特に、夏場のスーツアクターの苦労は大きく、RXのスーツを着た状態での炎天下の撮影は非常に厳しいものだったそうです。
また、ライドロンの疾走シーンでは、実際の道路を封鎖して撮影することが難しく、交通の少ない早朝や夜間に撮影が行われることが多かったと言われています。
さらに、爆破シーンでは想定以上の爆発が起こり、スタッフが驚いたというエピソードもあります。
こうした苦労を乗り越えながら、今なお語り継がれる名シーンが生まれたのです。
【まとめ】『仮面ライダーBLACK RX』のロケ地巡りの楽しみ方
『仮面ライダーBLACK RX』のロケ地を巡ることで、作品の世界観をより深く味わうことができます。
都心部では変身シーンや戦闘シーンが撮影された場所を訪れ、郊外ではライドロンが疾走した道や決戦の舞台を体感できます。
ここでは、ロケ地巡りを楽しむためのポイントを紹介します。
ロケ地巡りのポイント
- 撮影場所の現在の様子を確認:都市部では再開発が進んでいるため、当時の雰囲気と変わっている場所もあります。
- 写真を見比べながら巡る:放送当時のシーンを見ながらロケ地を巡ると、より一層楽しめます。
- アクセスしやすい場所から訪れる:お台場や多摩川沿いなど、都内のロケ地は比較的アクセスが良いので、気軽に訪れることができます。
- 周辺の観光スポットも楽しむ:富士山麓や房総半島など、撮影地の近くには観光名所も多いので、ロケ地巡りと合わせて楽しむのもおすすめです。
ファン同士で楽しむのもおすすめ
ロケ地巡りは、ファン同士で行くとさらに楽しめます。
「このシーン、ここで撮影されたんだ!」と語り合いながら歩くことで、新たな発見があるかもしれません。
SNSやブログで情報をシェアしながら、『仮面ライダーBLACK RX』の聖地巡礼を楽しんでみてはいかがでしょうか?
この記事のまとめ
- 『仮面ライダーBLACK RX』の代表的なロケ地を紹介
- 東京都内や郊外、自然を活かした撮影場所の詳細
- 撮影当時の裏話や特撮の工夫について
- ロケ地巡りの楽しみ方とポイントを解説