『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』は、2009年に公開された平成仮面ライダーシリーズのクロスオーバー作品です。
本作は『仮面ライダーディケイド』の完結編と、『仮面ライダーW』の誕生秘話が描かれ、最後には2人の仮面ライダーが共闘するストーリーとなっています。
この記事では、映画のあらすじとともに、豪華な共演ライダーたちを詳しく紹介します。平成ライダーファンなら見逃せない一作品です。
- 映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』のあらすじ
- 本作に登場する仮面ライダーやキャラクターの詳細
- 平成ライダーシリーズにおける本作の意義と影響
画像は公式サイトより引用。
映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』のあらすじ
『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』は、平成仮面ライダーシリーズのクロスオーバー映画であり、二人の仮面ライダーが異なる視点から描かれる三部構成のストーリーが特徴です。
『仮面ライダーディケイド』の完結編と、『仮面ライダーW』の前日譚がそれぞれ描かれ、最後にはディケイドとWが合流し、強敵との最終決戦に挑む展開となっています。
それでは、各パートごとの詳しいストーリーを見ていきましょう。
『仮面ライダーディケイド 完結編』のストーリー
テレビシリーズ最終回で衝撃的な結末を迎えた『仮面ライダーディケイド』の続編となる物語。
門矢士(かどや つかさ)は「世界の破壊者」としての運命を受け入れ、ライダー大戦を引き起こします。彼は仮面ライダーたちを次々と倒していきますが、その裏で新たな脅威「スーパーショッカー」が動き出していました。
士は自身の存在意義を問われる中で、ある決断を下します。しかし、彼を待ち受けるのは、さらに大きな試練だったのです。
『仮面ライダーW ビギンズナイト』のストーリー
『仮面ライダーW』の誕生秘話が語られるエピソード。「ビギンズナイト」と呼ばれるこの夜に、翔太郎とフィリップは重大な過去と向き合うことになります。
翔太郎の師匠である鳴海荘吉(なるみ そうきち)が仮面ライダースカルとして戦っていたこと、そして彼が命を落とした事件の真相が明らかになります。荘吉の遺志を受け継いだ翔太郎とフィリップは、新たな決意とともに仮面ライダーWとして歩み始めます。
この物語を通じて、Wのキャラクターたちの成長や、風都という街に秘められた過去が浮かび上がります。
『MOVIE大戦2010』でのクライマックス
ディケイドとW、それぞれの物語が交錯し、最終決戦が描かれるのが『MOVIE大戦2010』パートです。
スーパーショッカーの陰謀を阻止するため、門矢士と左翔太郎&フィリップが力を合わせ、強敵に立ち向かいます。ライダー同士の共闘、迫力のアクションシーン、そして感動的なラストが見どころです。
ディケイドとWがどのように共闘し、どのような結末を迎えるのかは、ぜひ本編で確かめてください!
本作に登場する豪華共演ライダーたち
『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』には、ディケイドとWの2人だけでなく、多くの仮面ライダーが登場します。
それぞれの物語に関わるライダーはもちろん、本作ならではの特別なライダーも登場し、クロスオーバー作品ならではの豪華な共演が実現しました。
ここでは、登場する仮面ライダーたちを陣営ごとに紹介していきます。
仮面ライダーディケイド陣営の登場ライダー
ディケイドの物語では、過去のライダーたちが敵味方に分かれて登場します。
- 仮面ライダーディケイド(門矢士) – 世界の破壊者としての運命に立ち向かう主人公。
- 仮面ライダークウガ(小野寺ユウスケ) – ディケイドと共に旅をしてきた仲間。アルティメットフォームに変身。
- 仮面ライダーディエンド(海東大樹) – 目的のために暗躍する仮面ライダー。戦況をかき乱す存在。
- 仮面ライダーキバーラ(光夏海) – 夏海が変身するオリジナルライダー。
また、スーパーショッカー側には、操られたライダーたちが敵として登場し、ディケイドとの戦いを繰り広げます。
仮面ライダーW陣営の登場ライダー
『仮面ライダーW ビギンズナイト』では、Wに関わる特別なライダーが登場します。
- 仮面ライダーW(左翔太郎&フィリップ) – 風都を守る2人で1人の仮面ライダー。
- 仮面ライダースカル(鳴海荘吉) – 翔太郎の師匠であり、Wの原点となるライダー。
- 仮面ライダーアクセル(照井竜) – 本作には登場しないが、テレビ本編でWと共闘する刑事ライダー。
スカルの登場は、Wの物語において重要な意味を持ちます。彼の生き様が、翔太郎とフィリップの成長につながるのです。
その他の重要キャラクターたち
仮面ライダー以外にも、物語の鍵を握るキャラクターが登場します。
- 光栄次郎 / スーパー死神博士 – スーパーショッカーの指導者。
- ショッカー首領 – 影で世界を操る存在。彼の陰謀がライダーたちを苦しめる。
- 鳴海亜樹子 – Wの事務所の新所長で、翔太郎のパートナー。
このように、本作では過去のライダー、敵として登場するライダー、そして本作オリジナルのライダーが入り混じることで、豪華なクロスオーバー作品となっています。
まとめ:平成ライダー史に残るクロスオーバー作品
『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』は、平成ライダーシリーズ初の本格的なクロスオーバー映画として、ファンの間で高く評価されました。
ディケイドの壮大な物語の完結編として、またWの誕生秘話を描く作品として、それぞれの魅力を存分に楽しめる構成となっていました。
さらに、歴代仮面ライダーの登場や、ディケイドとWの共闘といった見どころが多く、平成ライダーの節目を飾る作品として記憶に残るものとなっています。
クロスオーバーの魅力
本作では、異なる世界観を持つライダーたちが交錯し、それぞれの個性を活かしながら戦う姿が描かれました。
特に、ディケイドとWの対比は興味深く、「旅する破壊者」と「風都を守る探偵」という異なるヒーロー像が交差することで、ストーリーに奥行きを与えています。
また、仮面ライダースカルの存在や、ディケイドが背負う「世界の破壊者」という宿命が、作品に深みを持たせています。
今後のMOVIE大戦シリーズへの影響
本作の成功を受け、以降の平成ライダーシリーズでは、毎年恒例の「MOVIE大戦シリーズ」として、放送中のライダーとその前作のライダーが共演する形式が定着しました。
本作が生み出したフォーマットは、その後の仮面ライダー映画の形を決定づけたと言っても過言ではありません。
また、劇場版限定フォームや新ライダーの先行登場といった演出も、本作をきっかけに恒例となりました。
平成ライダーファン必見の作品
『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』は、ディケイドの旅の結末を見届けたい人、Wの誕生秘話を知りたい人、そして平成ライダーのクロスオーバーを楽しみたい人にとって、まさに必見の映画です。
平成ライダーの歴史の中でも特に重要な位置を占める本作を、ぜひ一度チェックしてみてください!
- 『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』は、ディケイドとWが共演するクロスオーバー作品
- 三部構成で、ディケイドの完結編とWの誕生秘話、2人のライダーの共闘が描かれる
- 仮面ライダースカルや仮面ライダーキバーラなど、本作限定のライダーも登場
- 歴代ライダーが敵味方に分かれて戦う迫力のバトルが見どころ
- 平成ライダーシリーズの映画フォーマットを確立した重要な作品