『仮面ライダービルド』あらすじ完全ガイド|戦兎と万丈の戦いの軌跡

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『仮面ライダービルド』は、科学と陰謀が絡み合う壮大なストーリーが魅力の平成仮面ライダーシリーズ第19作目です。

物語は「葛城巧殺害事件の真相」を軸にした第1章、「東都 vs 北都のライダーウォーズ」を描く第2章、そして「エボルトとの地球の運命を賭けた最終決戦」を描く第3章の3部構成となっています。

本記事では、桐生戦兎と万丈龍我の戦いの軌跡を、各章ごとに詳しく振り返ります。

この記事を読むとわかること

  • 『仮面ライダービルド』のストーリー全体の流れ
  • 桐生戦兎と万丈龍我の関係と戦いの軌跡
  • エボルトをはじめとする敵勢力との戦いの展開

画像は公式サイトより引用。

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『仮面ライダービルド』第1章|記憶喪失の天才と冤罪の男(第1話~第16話)

物語は10年前、日本の有人探査機が火星で発見した**「パンドラボックス」**によって始まります。

帰還セレモニーで突如としてパンドラボックスが暴走し、巨大な壁「スカイウォール」が出現。

日本は東都・西都・北都の3つの国家に分断されてしまいました。

スカイウォールの惨劇と3つに分断された日本

この事件は「スカイウォールの惨劇」と呼ばれ、日本の歴史を大きく変えました。

東都では政府の支配が強まり、西都は財閥「難波重工」の影響を受け、北都は軍事国家としての道を進みます。

そして、東都では謎の組織「ファウスト」が暗躍し、人体実験によって「スマッシュ」と呼ばれる怪物が生み出されるようになりました。

仮面ライダービルドの誕生とスマッシュとの戦い

東都では、スマッシュから人々を守る存在として**「仮面ライダービルド」**が登場。

その正体は、**天才物理学者・桐生戦兎**。

しかし彼は、「自分が物理学者であることと、謎の組織に人体実験された記憶」以外、過去の記憶を失っていました。

彼は、「ビルドドライバー」と「フルボトル」を駆使し、スマッシュと戦いながら自身の記憶を探していきます。

戦兎と万丈、2人の運命が交差する

ある日、戦兎は脱獄犯として追われる男、万丈龍我と出会います。

龍我は東都政府の科学者葛城巧殺害の罪で投獄されていましたが、彼は**冤罪を主張**し逃亡していました。

龍我もまたファウストの人体実験を受けた過去を持ち、彼の記憶が戦兎の過去の秘密に繋がるかもしれないと考えた戦兎は、龍我を助けることを決意します。

ナイトローグとブラッドスタークの正体

戦兎と龍我はファウストと対峙し、その幹部である「ナイトローグ」と「ブラッドスターク」の存在を知ります。

ナイトローグの正体は、東都政府の首相代理である氷室幻徳

さらに、戦兎たちを支えるカフェ「nascita」のマスター石動惣一が、龍我に罪を着せた張本人であり、ブラッドスタークであることが判明します。

そして、幻徳は驚くべき事実を明かします。

衝撃の事実!戦兎=葛城巧だった!?

戦兎の本当の正体は、**ファウストの元研究者「葛城巧」**であることが判明。

彼は石動惣一によって記憶と顔を改ざんされ、桐生戦兎として生きていたのです。

この事実に衝撃を受ける戦兎でしたが、龍我の言葉に励まされ、「桐生戦兎として戦うこと」を決意します。

一方、幻徳は北都と西都に対し、パンドラボックスの所有権を賭けた戦争を宣言。

こうして、仮面ライダーたちが戦場へと駆り出される「ライダーウォーズ」が幕を開けるのでした。

『仮面ライダービルド』第2章|ライダーウォーズ勃発(第17話~第28話)

東都と北都の戦争が勃発し、仮面ライダーが「兵器」として扱われるという新たな局面を迎えます。

戦兎は平和のために戦ってきたにもかかわらず、政府の思惑によってライダー同士の戦いが加速していくことに葛藤します。

そんな中、北都から送り込まれた**新たな敵「仮面ライダーグリス」**との戦いが始まりました。

東都 vs 北都|仮面ライダーを兵器とする戦争の始まり

東都の首相代理である幻徳が戦争を仕掛けたことで、北都政府は東都への侵攻を開始します。

北都の部隊には、強化されたスマッシュ**「三羽ガラス」**が含まれており、ビルドとクローズは苦戦を強いられます。

さらに北都政府は**「仮面ライダーグリス」**を投入。

グリスの正体は、北都の戦士・猿渡一海

彼は三羽ガラスを率いる仲間思いの戦士でありながら、東都の戦兎たちと激しい対立を繰り広げます。

スクラッシュドライバーの暴走!龍我の新たな力

戦兎は、戦争に勝つための新たなアイテム**「スクラッシュドライバー」**を開発。

しかし、このドライバーには強力な副作用があり、使用者の戦闘本能を暴走させる危険がありました。

それを知りながらも、龍我はスクラッシュドライバーを使い、新たな姿「仮面ライダークローズチャージ」へと進化。

しかし、力に飲み込まれた龍我は暴走し、戦兎ですら止められない状態になってしまいます。

仮面ライダーグリス登場!三羽ガラスとの因縁

戦兎たちの前に立ちはだかる北都のライダー・グリス。

彼は「三羽ガラス」と呼ばれる仲間たちを家族同然に思っており、彼らのために戦っていました。

しかし、戦いの中で戦兎の新フォーム**「ハザードフォーム」**が暴走し、三羽ガラスの一人である青羽を誤って倒してしまうという悲劇が起こります。

この出来事により、戦兎は大きなトラウマを抱えることになりました。

戦兎の新たな姿、ハザードフォームの悲劇

戦兎は戦力を強化するために、危険な強化アイテム「ハザードトリガー」を使用。

ハザードトリガーを使うことで新たな姿「ラビットタンクハザードフォーム」へと変身しますが、その代償として理性を失ってしまいます。

暴走した戦兎は青羽を倒してしまい、その罪の意識に苦しむことに。

そんな戦兎を救ったのは、龍我の強い言葉でした。

西都の侵攻!仮面ライダーローグ=幻徳の復讐

東都と北都の戦争が終結した直後、新たな脅威が現れます。

西都が突如として侵攻を開始し、北都を占領。

その最前線に立っていたのは、かつて東都の首相代理だった氷室幻徳

彼は仮面ライダーの力を強化し、新たな姿「仮面ライダーローグ」として登場。

幻徳は戦兎たちに復讐を果たすべく、西都の戦士として戦います。

戦兎の新たな力!ラビットラビット&タンクタンクフォーム

西都との戦いが激化する中、戦兎は新たなフォームの開発に着手。

それが「ラビットラビットフォーム」と「タンクタンクフォーム」です。

この2つの形態を駆使し、戦兎はローグとの激戦を繰り広げます。

戦兎は戦いの中で幻徳を打ち倒しますが、**すべての黒幕は別にいる**ことが判明します。

その名は――**エボルト。**

『仮面ライダービルド』第3章|エボルトとの最終決戦(第29話~第49話)

東都・北都・西都の戦争が終結したかと思われた矢先、戦兎たちは**「真の黒幕」**の存在を知ることになります。

それは、これまで暗躍していたブラッドスターク=石動惣一の正体、そして全てを操っていた宇宙生命体エボルトでした。

エボルトはパンドラボックスの力を完全に掌握し、地球そのものを滅ぼそうと動き出します。

黒幕・エボルトの正体が明らかに!

エボルトの正体は、火星文明を滅ぼした**宇宙生命体**。

彼は10年前、石動惣一に憑依し、日本を三分割する原因となった「スカイウォールの惨劇」を引き起こしました。

そして彼の目的は、**パンドラボックスの完全起動による地球の消滅**。

エボルトはついにその計画を実行に移し、**仮面ライダーエボル**へと変身します。

龍我の正体は人間ではなかった!?

エボルトの力に対抗するため、戦兎たちは研究を進める中で衝撃的な事実を知ります。

それは、万丈龍我の遺伝子がエボルトと同じものであるという事実。

つまり、龍我はエボルトの力を宿した存在だったのです。

自分が人間ではないと知った龍我はショックを受けるものの、戦兎の言葉によって「人間として生きること」を決意します。

仮面ライダーエボル誕生!地球征服の始まり

エボルトはエボルドライバーを手に入れ、**「仮面ライダーエボル」**として完全覚醒。

エボルトの圧倒的な力の前に、ビルドたちはなすすべなく敗北してしまいます。

そして、エボルトはついに地球消滅の鍵となる「パンドラタワー」を完成させました。

戦兎の父・葛城忍の研究とエボルトの計画

戦兎は、自分の父・葛城忍が生きていることを知ります。

しかも、彼はエボルトに協力してロストフルボトルを開発していました。

しかし、それは表向きの話。

忍の真の目的は、**パンドラボックスの力を利用して「新世界」を創造し、エボルトのいない平和な世界を作ること**でした。

決死の戦い!仲間たちの犠牲と新世界創造計画

エボルトを倒すため、戦兎たちは決死の戦いに挑みます。

しかし、次々と仲間たちが命を落としていきます。

猿渡一海(グリス)氷室幻徳(ローグ)、そして敵でありながらもライダーとなった内海成彰(マッドローグ)までもが戦いの中で命を落とします。

戦兎は、**2つの世界を融合させることで、エボルトのいない「新世界」を作ることを決意**します。

最終決戦!戦兎と万丈、最後の共闘

戦兎と龍我は最後の戦いに挑みます。

2人はすべての力を結集し、エボルトをブラックホールの彼方へと放逐。

その瞬間、新世界が誕生し、スカイウォールもエボルトの存在も消え去りました。

しかし、その影響で戦兎と龍我は新世界の住人として存在できず、消滅してしまいます。

新世界での再会

新世界では、戦兎たちの戦いは「なかったこと」となり、犠牲になった仲間たちも平和に暮らしていました。

しかし、戦兎と龍我だけは元の世界の記憶を持ったまま新世界にたどり着きます。

「俺たちの戦いは、確かにここにあった」

そう語り合いながら、2人は自分たちの戦いを「49のエピソード」として記録していくのでした。

まとめ|『仮面ライダービルド』の魅力と見どころ

ここまで『仮面ライダービルド』のストーリーを振り返ってきました。

最初は記憶を失った天才と冤罪を着せられた青年の物語でしたが、やがて地球の存亡をかけた戦いへと発展。

戦兎と万丈の熱い友情と絆が描かれた感動的なストーリーとなりました。

劇場版やスピンオフ作品では、その後の物語も楽しめますので、ぜひチェックしてみてください!

この記事のまとめ

  • 『仮面ライダービルド』は、科学と陰謀が交錯する平成仮面ライダーシリーズ第19作
  • 物語は「葛城巧殺害事件」「ライダーウォーズ」「エボルトとの決戦」の3章構成
  • 桐生戦兎と万丈龍我の成長と絆が物語の軸
  • スカイウォールの惨劇から始まり、仮面ライダーたちの戦いが地球の運命を左右する
  • エボルトとの最終決戦では、新世界創造という衝撃の結末を迎える
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