「SAKAMOTO DAYS」第4話 感想：痩せた坂本が覚醒！遊園地バトルがアツすぎる！

「SAKAMOTO DAYS」第4話では、主人公・坂本太郎の“痩せたら最強”というギャップが炸裂！

遊園地という意外な舞台での戦闘がテンポよく展開し、アクションと笑いが絶妙にミックスされた回となっています。

この記事では、第4話の注目シーンやバトルの見どころ、坂本のギャップ描写の魅力について徹底的に感想をまとめていきます。

画像は公式サイトより引用。

「SAKAMOTO DAYS」第4話の見どころを総まとめ！

痩せた坂本が無双！“最強”伝説再び

カロリー消費で瞬間的に痩せるというギミックが炸裂。

普段は温厚でふくよかな姿をしている坂本が、戦闘時に急激に痩せ、かつて“最強”と恐れられた殺し屋の姿に戻るというギャップ演出が炸裂しました。

スリムな姿に変身した坂本は、驚異的なスピードとパワーを取り戻し、攻撃を華麗にかわしながら敵を圧倒していきます。

特に、無駄のない動きと身の回りの道具を即席の武器に変える戦術が見どころです。

ただ強いだけでなく、「殺しはしない」という信念を貫きながら敵を無力化する描写には、坂本の優しさと覚悟が込められています。

舞台はまさかの遊園地！ジェットコースター大乱戦

今回の戦闘の舞台は、なんと遊園地。

観覧車、メリーゴーランド、ジェットコースターといったアトラクションが大胆に使われ、アクションシーンにダイナミックさを与えています。

敵とのバトルがジェットコースターの上で繰り広げられる場面では、スピード感と高低差が生む緊張感が印象的でした。

また、戦闘中にも一般客の安全を確保するなど、坂本の“市井の善人”としての側面も強調されており、単なるバトル漫画ではない魅力が感じられます。

このような遊園地という特殊な舞台装置は、バトルに映像的な面白さと遊び心を加え、「SAKAMOTO DAYS」らしいユーモアのある世界観を際立たせていました。

坂本とシンのコンビネーションが熱い！

読心能力でサポートするシンの活躍

坂本の行動をサポートする相棒・シンの読心能力が、本話では大きな力を発揮しました。

敵の心理を読み、坂本の動きを先回りしてフォローするシーンは、ただの補助役ではない“戦力”としての存在感を感じさせます。

特に、遊園地という騒がしい環境下でも冷静に分析し、仲間の命を守る判断ができるシンの成長が見て取れました。

読心能力は便利である反面、敵の思考も一気に流れ込んでくるというリスクもあります。

そんな中でも戦闘を支え続ける彼の胆力は、坂本との日々で培われた信頼の証といえるでしょう。

2人の信頼関係がさらに深まる展開に

シンが坂本の意思を読み取ることで、言葉を交わさずとも動ける関係が成立しています。

まさに“阿吽の呼吸”とも言える連携で、一瞬の隙も見逃さないコンビネーションが成立しているのです。

このような連携の裏には、日常の積み重ねや絆の深さがあることが感じられ、読者としても応援したくなる二人組です。

また、坂本がシンを“部下”ではなく“仲間”として扱っている描写も印象的で、上下関係ではなく対等な信頼関係が築かれている点も魅力の一つです。

今後もこのバディの関係性がどのように進化していくのか、注目していきたいところです。

敵キャラ・ボイルのキャラが濃すぎる！

ハードボイルド殺し屋ボイルの登場

第4話で登場した敵キャラ・ボイルは、筋金入りの“ハードボイルド”思想を持った殺し屋。

登場直後から、坂本に対して「お前はもう抜け殻だ」と挑発的な態度を取り、過去の坂本とのギャップを語る姿が印象的でした。

彼の武器は自作の“ロケットダイナマイトパンチ（RDB）”というインパクト抜群の一撃技で、爆風の反動を推進力に変えるという狂気の発想が炸裂します。

敵ながら、戦い方にも言動にもこだわりと信念を感じさせるキャラクターで、一筋縄ではいかない雰囲気が魅力です。

敗北後のセリフがエモい…「アンタはやっぱハードボイルドだよ」

激闘の末に敗れたボイルは、坂本に対して皮肉を言うかと思いきや、「アンタはやっぱ、ハードボイルドだよ…」というセリフを残します。

この一言には、敵でありながら坂本の“生き様”を認めた尊敬の念が込められており、視聴者の心にも刺さる名シーンでした。

坂本はただの“昔の強さ”にしがみついているわけではなく、今の自分の信念を貫いて戦っているということが、ボイルの目にもはっきりと映っていたのでしょう。

この場面は、単なるバトルの勝敗を超えて、価値観の衝突と相互理解というテーマすら感じさせる、シリーズ屈指の名場面の一つと言えます。

「SAKAMOTO DAYS」4話 感想まとめ：遊園地バトルと坂本のギャップが最高！

第4話は、「SAKAMOTO DAYS」の魅力が凝縮されたまさに神回とも言える内容でした。

日常の中に突如現れる非日常、そしてそこに隠された坂本の本当の強さと優しさが巧みに描かれています。

普段は冴えない中年の商店主である坂本が、戦闘中に痩せて“最強の殺し屋”として覚醒するギャップには、毎回ながら驚かされます。

しかもただの強キャラではなく、殺さずの信念を貫きながら戦う姿には、人間味と信念の深さが滲み出ており、多くの読者の共感を呼びました。

遊園地というユニークな舞台設定も本作ならではで、観覧車やジェットコースターを使ったアクションは、ただのバトルを超えた“エンタメ”に昇華されています。

敵キャラ・ボイルの個性的な設定と、最終的に坂本を認める展開も非常に印象深く、一話完結のようでありながら、作品全体のテーマに通じる奥深さが感じられました。

また、シンとのバディ感も強化され、今後の展開にも大きく期待が高まります。

ただのアクション漫画ではない、「日常×非日常×信念」の融合こそが『SAKAMOTO DAYS』の真髄だと再確認できる回でした。

次回以降も、このテンポ感と独自の世界観をどう展開していくのか目が離せません。