劇場版『仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』は、2011年に公開された『仮面ライダーオーズ』の映画作品です。
本作は、江戸時代を舞台にオーズが活躍する壮大なストーリーと、時空を超えた戦いが魅力となっています。
また、豪華ゲストとして徳川吉宗を演じる里見浩太朗が登場し、仮面ライダーと時代劇の融合が話題になりました。
この記事では、映画のあらすじや見どころを詳しく解説していきます。
- 『仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』のあらすじ
- オーズと徳川吉宗の共闘や劇場版ならではの見どころ
- 新フォーム「ブラカワニコンボ」やフォーゼの登場などの特別要素
画像は公式サイトより引用。
『仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』のあらすじ
2011年6月、ドイツのテューリンゲン州の森で、800年前に封印された謎の錬金術師・ガラが復活。
彼は、オーズの力の源であるコアメダルを21枚集め、新世界の王となることを企んでいた。
ガラの力によって時空が歪められ、世界の一部が江戸時代や恐竜時代へと変わってしまう。
映司(オーズ)とアンク、そして泉比奈は、現代から江戸時代へと飛ばされ、そこで徳川吉宗(松平健)と出会う。
時空を超えた壮大な戦いが始まる中、ガラの野望を阻止するため、映司たちはオーズの新形態「ブラカワニコンボ」とともに戦いに挑む。
オーズとアンクが時空を超えて江戸時代へ
物語の序盤、オーズの支援者である鴻上ファウンデーションの研究チームが、ドイツの森で封印された遺跡を発見する。
しかし、それは800年前に封じられた邪悪な錬金術師・ガラの封印を解く結果となってしまった。
復活したガラは、時空を操る力を発動し、世界の一部を入れ替えてしまう。
その影響で、日本の一部が江戸時代へと変化し、映司、アンク、泉比奈はその中に巻き込まれてしまう。
江戸の町で困惑する映司たちだったが、そこに徳川吉宗が登場し、彼らの前に立ちはだかる。
暴走するコアメダルと謎の敵・ガラの野望
封印から解き放たれたガラは、自らを「新世界の王(オーズ)」と名乗り、世界を自分のものにしようと企む。
彼の狙いは、21枚のコアメダルをすべて集め、無限の力を手にすることだった。
ガラは、オーズやグリードたちから次々とコアメダルを奪い取り、メダルの力を暴走させる。
その影響で、世界各地の時間軸が歪み、江戸時代や恐竜時代といった異なる時代が入り乱れる。
一方、ガラは人々の欲望を吸収し、それをエネルギーに変えていく。
彼の力は、オーズの変身すらも封じるほど強大であり、映司たちは絶望的な状況に追い込まれる。
将軍・徳川吉宗との共闘! 江戸の平和を守れ
江戸の町で困惑する映司たちの前に現れたのは、徳川吉宗(松平健)だった。
最初は、異国風の服装をした映司たちを不審に思い警戒する吉宗だったが、映司の行動を見て彼が悪人でないと理解する。
一方、ガラの配下であるナイト兵や怪人たちが江戸の町を襲撃し、民衆を混乱に陥れる。
これに対し、吉宗は自ら剣を取り、映司とともに立ち向かう。
剣術の達人である吉宗は、ナイト兵を次々と撃退し、その姿はまさに「暴れん坊将軍」そのものだった。
映司もオーズに変身し、アンクのサポートを受けながら戦うが、強敵・鵺ヤミーが立ちはだかる。
町人たちを守るため、オーズと吉宗は力を合わせ、江戸の平和を取り戻すために激闘を繰り広げるのだった。
映画の見どころをチェック!
『仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』は、オーズと時代劇のコラボという異色の展開が魅力の作品です。
ここでは、本作の見どころを詳しく紹介していきます。
里見浩太朗演じる徳川吉宗の迫力
本作最大の特徴は、時代劇『暴れん坊将軍』とのコラボレーションです。
江戸の町を守る徳川吉宗(松平健)が、仮面ライダーと共闘するという豪華な展開が実現しました。
吉宗が剣を振るい、ナイト兵を圧倒する姿はまさに「暴れん坊将軍」そのもの。
さらに、劇中では『暴れん坊将軍』のメインテーマがアレンジされ、懐かしさと新しさを融合させた演出が見どころです。
21枚のコアメダルが引き起こす驚異の戦い
本作では、オーズの力の源である21枚のコアメダルが大きな鍵を握ります。
コアメダルを巡る戦いの中で、オーズの新フォーム「ブラカワニコンボ」が登場。
コブラ・カメ・ワニの能力を備えたこのコンボは、圧倒的な防御力と再生能力を持ち、強敵・鵺ヤミーとのバトルで活躍します。
また、ガラがメダルを奪い取ることで、世界の時間軸が歪み、江戸時代や恐竜時代が入り乱れるという壮大なスケールの戦闘シーンも展開されます。
スケールアップしたアクションと特撮演出
劇場版ならではの大迫力のバトルが楽しめるのも本作の魅力です。
CG技術を駆使したガラの怪物態や、巨大な恐竜との戦闘シーンは、テレビシリーズとは一線を画したスケールの大きな演出となっています。
また、オーズの全コンボが集結し、一斉にガラへと攻撃を仕掛けるクライマックスシーンは圧巻の一言。
次作『仮面ライダーフォーゼ』の主人公・如月弦太朗(福士蒼汰)が登場し、オーズとの共闘を果たすシーンも見どころのひとつです。
仮面ライダーオーズの魅力が詰まった劇場版
『仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』は、テレビシリーズの魅力を凝縮し、さらにスケールアップした作品です。
オーズならではの「欲望」や「絆」というテーマが、映画のストーリーにも色濃く反映されています。
本作を通じて、オーズの世界観をより深く楽しめるポイントを紹介します。
オーズ×時代劇という斬新なコラボ
仮面ライダーと時代劇という異色のコラボが、本作の最大の特徴です。
江戸時代に飛ばされた映司たちが、徳川吉宗と共闘する展開は、これまでの仮面ライダーシリーズにはなかった斬新な試みです。
吉宗が剣を振るい、オーズがメダルの力で戦うという、東映ならではのアクションの融合が見どころです。
特に、オーズと吉宗がナイト兵や怪人たちを相手に戦うシーンは、時代劇ファンにも楽しめる演出になっています。
テレビシリーズとのつながり&ファン必見のポイント
本作は、テレビシリーズの物語とも深く関連しています。
特に、コアメダルを巡る戦いや、アンクと映司の関係性が描かれており、シリーズを追ってきたファンにはたまらない展開が満載です。
また、劇場版限定のフォームであるブラカワニコンボの登場や、全コンボが集結するクライマックスの戦闘シーンなど、映画ならではのスペシャルな要素も充実。
さらに、次作『仮面ライダーフォーゼ』の主人公・如月弦太朗が登場するなど、ライダーファンにとっては見逃せないポイントが盛りだくさんです。
『仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』まとめ
『仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』は、オーズの魅力が詰まった豪華な劇場版です。
時代劇との異色のコラボ、壮大なストーリー、そしてシリーズの要素を活かしたアクションが見どころとなっています。
特に、徳川吉宗とオーズの共闘は、仮面ライダーシリーズの歴史の中でも非常にユニークな演出でした。
また、21枚のコアメダルを巡る戦いや、新フォーム「ブラカワニコンボ」の登場など、ファンにとって嬉しい要素も満載。
さらに、次作『仮面ライダーフォーゼ』の主人公・如月弦太朗の登場も、本作を特別なものにしています。
劇場版ならではのスケールの大きな物語とアクションを、ぜひ楽しんでください!
- 『仮面ライダーオーズ』初の単独劇場版で、時代劇とのコラボが話題
- オーズが時空の歪みに巻き込まれ、江戸時代で徳川吉宗と共闘
- 敵・ガラが21枚のコアメダルを集め、新世界の王を目指す
- 劇場版限定フォーム「ブラカワニコンボ」の登場
- 『仮面ライダーフォーゼ』の主人公・如月弦太朗が先行登場
- スケールの大きな戦闘シーンや特撮演出が魅力