『仮面ライダーW』は、2009年に放送された平成仮面ライダーシリーズ第11作目です。フィリップと翔太郎の二人が「2人で1人の仮面ライダー」となり、さまざまなフォームにチェンジしながら戦うのが特徴です。
本記事では、『仮面ライダーW』のフォームチェンジを一覧で紹介し、それぞれの形態の特徴について詳しく解説します。全フォームを網羅しているので、作品を振り返りたい方や、これから視聴する方もぜひ参考にしてください!
- 『仮面ライダーW』の全フォームチェンジ一覧
- 各フォームの特徴や戦闘スタイル
- 劇場版・外伝限定フォームの詳細
画像は公式サイトより引用。
『仮面ライダーW』の基本フォームとは?
『仮面ライダーW』は、風都を守る二人で一人の仮面ライダーとして活躍します。
彼の基本フォームは「サイクロンジョーカー」で、バランスの取れた能力を持ち、変身の際にはガイアメモリを2本使用します。
それぞれのフォームは、左半身と右半身で異なる能力を持ち、戦況に応じて多彩な組み合わせが可能です。
サイクロンジョーカー:バランスの取れた基本形態
サイクロンジョーカーは、仮面ライダーWの最も基本的な形態で、翔太郎が「ジョーカーメモリ」、フィリップが「サイクロンメモリ」を使用して変身します。
風の力を持つサイクロン側は、高速移動や強力なキックを得意とし、身体能力に優れたジョーカー側は、近接格闘戦を得意とします。
このフォームの必殺技は「ジョーカーエクストリーム」で、敵を真っ二つにする強力なライダーキックを繰り出します。
仮面ライダーWの変身システムとは?
仮面ライダーWの最大の特徴は、二人で一人の仮面ライダーに変身するシステムです。
翔太郎とフィリップはそれぞれ異なるガイアメモリを使用し、フィリップの精神が翔太郎の体を通じて仮面ライダーWとして戦います。
このシステムにより、6種類のメモリを自由に組み合わせたフォームチェンジが可能となっています。
『仮面ライダーW』のフォームチェンジ一覧
仮面ライダーWは、6種類のガイアメモリを自由に組み合わせて、様々なフォームにチェンジできます。
フォームチェンジは「サイクロン」「ヒート」「ルナ」の3種類の左側メモリと、「ジョーカー」「メタル」「トリガー」の3種類の右側メモリを組み合わせることで実現します。
ここでは、各フォームの特徴や戦闘スタイルを詳しく紹介していきます。
ヒートメタル:近接戦闘に特化したパワー形態
ヒートメタルは、翔太郎が「メタルメモリ」、フィリップが「ヒートメモリ」を使用して変身するフォームです。
炎の力を持つヒート側の影響で、戦闘時には武器「メタルシャフト」が燃え上がり、火炎をまとう強力な打撃攻撃を繰り出します。
防御力も高く、打たれ強いため、接近戦での圧倒的なパワーを誇る形態です。
必殺技は、炎を纏ったメタルシャフトを振り下ろす「メタルブランディング」です。
ルナトリガー:遠距離攻撃が得意な射撃形態
ルナトリガーは、「ルナメモリ」と「トリガーメモリ」を組み合わせたフォームで、遠距離攻撃を得意とします。
ルナ側の能力で、敵を追尾する伸縮自在の光弾を撃つことができるため、命中率の高い射撃戦が可能です。
この形態の必殺技は、光の弾丸を連射する「トリガーフルバースト」で、広範囲の敵を一掃できます。
ファングジョーカー:フィリップが主導権を握る獣戦士
ファングジョーカーは、仮面ライダーWの特別なフォームで、フィリップが主導権を握る唯一の形態です。
通常のフォームと異なり、フィリップが変身し、翔太郎がサポート役に回るのが特徴です。
白い狼のような姿をしており、野生的な格闘戦に特化したパワー型フォームです。
必殺技は、腕や足に生えたブレードを使い、高速回転しながら繰り出す「ファングストライザー」です。
エクストリーム:究極の進化を遂げた最強フォーム
サイクロンジョーカーエクストリームは、仮面ライダーWの最強フォームです。
通常のWのフォームとは異なり、X字状のクリスタルが胸部に現れ、強化されたスーツを纏います。
この形態では、フィリップの意識が完全に翔太郎と融合し、二人の知識と経験がフルに活かされた戦闘が可能となります。
必殺技は、X字のエネルギーを放つ「ダブルエクストリーム」です。
各フォームの特徴と戦闘スタイル
仮面ライダーWは、ガイアメモリの組み合わせによって戦闘スタイルが大きく変化します。
それぞれのフォームには独自の特性があり、状況に応じた戦い方が可能です。
ここでは、Wのフォームを「サイクロン系」「ヒート系」「ルナ系」の3つに分類し、それぞれの特徴を詳しく解説します。
風属性の「サイクロン系フォーム」
サイクロン系のフォームは、スピードを活かした戦闘が特徴です。
軽やかな動きと、風を利用した攻撃を得意とし、素早い回避能力も持っています。
- **サイクロンジョーカー**:バランス型で、スピードと近接戦闘に優れる。
- **サイクロンメタル**:メタルシャフトを使った素早い打撃戦が可能。
- **サイクロントリガー**:高速射撃が得意な遠距離戦向き。
特にサイクロンジョーカーは、仮面ライダーWの基本フォームとして、多くの戦闘で活躍します。
炎と打撃の「ヒート系フォーム」
ヒート系のフォームは、炎を利用した攻撃と打たれ強さが特徴です。
耐久力が高く、接近戦での高火力な攻撃が可能です。
- **ヒートジョーカー**:炎を纏った打撃攻撃を繰り出す。
- **ヒートメタル**:火炎をまとったメタルシャフトで強力な一撃を放つ。
- **ヒートトリガー**:火炎弾を発射し、遠距離からの攻撃を得意とする。
特にヒートメタルは、仮面ライダーWのフォームの中でも**トップクラスのパワー**を持つ形態です。
トリッキーな攻撃が得意な「ルナ系フォーム」
ルナ系のフォームは、柔軟で奇抜な攻撃が得意なトリッキーな戦闘スタイルを持ちます。
変幻自在の能力を駆使して、敵の意表を突く攻撃を繰り出します。
- **ルナジョーカー**:腕が伸びる能力を活かした変則的な打撃を行う。
- **ルナメタル**:伸縮するメタルシャフトで、広範囲に攻撃できる。
- **ルナトリガー**:誘導性能の高いエネルギー弾を発射する。
特にルナトリガーは、遠距離から正確な攻撃を行えるため、ヒット&アウェイ戦法に向いています。
『仮面ライダーW』の劇場版・外伝限定フォーム
仮面ライダーWには、テレビシリーズでは登場しない劇場版やスピンオフ作品限定の特別なフォームが存在します。
これらのフォームは、通常のWとは異なる特別な力を持ち、映画や外伝で印象的な活躍を見せました。
ここでは、代表的な限定フォームを紹介します。
サイクロンアクセルエクストリーム
サイクロンアクセルエクストリームは、映画『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』に登場した特別なフォームです。
仮面ライダーWの「サイクロンジョーカーエクストリーム」と仮面ライダーアクセルの力が融合し、誕生した形態です。
風の力と加速力を兼ね備えたスピード型の最強フォームで、驚異的な機動力を誇ります。
必殺技は、高速移動しながらX字の斬撃を繰り出す「ダブルエクストリームアクセル」です。
ゴールドエクストリーム
ゴールドエクストリームは、Vシネマ作品『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル』に登場した限定フォームです。
通常の「サイクロンジョーカーエクストリーム」が進化し、全身が黄金のエネルギーに包まれた究極の形態です。
このフォームは、エターナルメモリの影響で特別な力を引き出された状態であり、通常のエクストリームを遥かに超える力を持っています。
必殺技は、黄金のエネルギーを纏いながら放つ「ゴールドエクストリームフィニッシュ」で、敵を一撃で粉砕します。
まとめ:『仮面ライダーW』のフォームを総復習!
『仮面ライダーW』は、6種類のガイアメモリを組み合わせて変身する、多彩なフォームチェンジが魅力のライダーです。
基本フォームの「サイクロンジョーカー」をはじめ、「ヒートメタル」や「ルナトリガー」など、戦況に応じた戦闘スタイルを持つ形態が多数存在します。
また、劇場版やVシネマ限定の「サイクロンアクセルエクストリーム」や「ゴールドエクストリーム」など、特別なフォームも登場し、作品をさらに盛り上げました。
以下に、今回紹介したフォームを一覧で振り返ります。
- 基本フォーム:サイクロンジョーカー
- フォームチェンジ:ヒートメタル、ルナトリガー、ファングジョーカー、エクストリーム
- 劇場版・外伝限定フォーム:サイクロンアクセルエクストリーム、ゴールドエクストリーム
『仮面ライダーW』は、フォームチェンジのバリエーションだけでなく、「2人で1人の仮面ライダー」という独自の設定も大きな魅力です。
そのスタイリッシュなデザインや、多彩な戦闘スタイルは、今なお多くのファンに愛されています。
この記事を通して、仮面ライダーWのフォームについて詳しく知ることができたでしょうか?
もう一度作品を見返す際には、それぞれのフォームの個性や戦い方にも注目してみてください!
- 『仮面ライダーW』は、2人で1人のライダーに変身する作品
- 基本フォーム「サイクロンジョーカー」を含む6つのメモリを組み合わせた多彩な形態が存在
- 各フォームごとに異なる特徴や戦闘スタイルを持つ
- 劇場版やVシネマ限定の特別なフォームも登場
- フォームチェンジの魅力を振り返りながら作品の奥深さを解説