『仮面ライダードライブ』は、2014年から2015年にかけて放送された平成仮面ライダーシリーズ第16作です。刑事ドラマの要素を取り入れた斬新な作風や、仮面ライダーとして初めてバイクではなく車をメインに使用する設定が話題を呼びました。
本記事では、主人公・泊進ノ介を演じた竹内涼真をはじめ、『仮面ライダードライブ』に出演したキャストを一覧でご紹介します。特状課の仲間たちや敵対勢力「ロイミュード」の幹部など、個性豊かな登場人物を演じた俳優陣の情報を詳しくまとめました。
それでは、魅力あふれる『仮面ライダードライブ』のキャストについて見ていきましょう!
- 『仮面ライダードライブ』の主要キャストとその役柄
- 特状課のメンバーや敵キャラクターの詳細
- ゲスト出演者や物語の鍵を握るキャラクター
画像は公式サイトより引用。
『仮面ライダードライブ』の主演キャスト一覧
泊進ノ介 / 仮面ライダードライブ役:竹内涼真
本作の主人公であり、刑事と仮面ライダーという二つの顔を持つ男・泊進ノ介を演じたのは竹内涼真さんです。
進ノ介は、かつて優秀な刑事だったものの、ある事件をきっかけにやる気を失い、特状課に左遷されます。しかし、意志を持つベルト「ベルトさん」と出会い、仮面ライダードライブとしてロイミュードと戦うことになります。
竹内涼真さんは本作がドラマ初主演で、アクションや刑事ドラマ的な演技にも挑戦しました。その後も数々の作品に出演し、現在では映画やドラマで活躍する人気俳優となっています。
詩島霧子役:内田理央
ヒロイン・詩島霧子を演じたのは内田理央さんです。
霧子は特状課の女性刑事で、進ノ介のバディ(相棒)として共に戦う存在です。冷静沈着で強い意志を持つ彼女ですが、次第に進ノ介を支え、彼の成長を見守る重要なキャラクターとなります。
内田理央さんは、本作をきっかけに知名度を上げ、その後はバラエティ番組やドラマ、映画、モデルとしても幅広く活躍しています。
詩島剛 / 仮面ライダーマッハ役:稲葉友
進ノ介のライバル的存在であり、第2の仮面ライダー・仮面ライダーマッハに変身する詩島剛を演じたのは稲葉友さんです。
剛は霧子の弟で、アメリカでの修行を経て仮面ライダーマッハとして帰国。熱血漢で負けず嫌いな性格ですが、次第に仲間たちとの絆を深めていきます。
稲葉友さんは、本作での活躍をきっかけに俳優としてのキャリアを広げ、映画やドラマ、舞台で精力的に活動を続けています。
チェイス / 仮面ライダーチェイサー役:上遠野太洸
謎の戦士・チェイスを演じたのは上遠野太洸さんです。
チェイスは、当初は敵として登場するも、次第に自らの過去を取り戻し、仮面ライダーチェイサーとしてドライブたちの仲間になります。彼の戦いは「敵と味方の狭間で揺れる戦士」として、多くのファンの心を掴みました。
上遠野太洸さんは、本作以降も俳優として活動を続け、ドラマや映画、舞台など幅広いジャンルで活躍しています。
特状課メンバー&サポートキャスト
西城究(情報分析官)役:浜野謙太
特状課の情報分析官・西城究を演じたのは、ミュージシャンであり俳優としても活躍する浜野謙太さんです。
西城は、特状課に所属しながらも事件よりもオカルトや都市伝説に強い興味を持つ変わり者。しかし、その情報収集能力は高く、特状課の捜査に欠かせない存在です。コミカルな演技が作品の緊張感を和らげる役割を果たしていました。
浜野謙太さんは、音楽グループ「在日ファンク」のリーダーでありながら、数々のドラマや映画にも出演し、個性的な演技で人気を集めています。
追田現八郎(特状課の刑事)役:井俣太良
特状課の刑事・追田現八郎を演じたのは井俣太良さんです。
追田刑事は、特状課に所属しながらも超常現象やロイミュードの存在には懐疑的で、進ノ介たちの活動に度々ツッコミを入れるキャラとして描かれました。しかし、正義感が強く、時には体を張って事件に挑む熱血刑事でもあります。
井俣太良さんは、舞台を中心に活動する俳優で、独特な存在感と演技力で様々な作品に出演しています。
沢神りんな(技術担当)役:吉井怜
特状課の技術担当・沢神りんなを演じたのは吉井怜さんです。
りんなは、特状課のメカニック担当として、仮面ライダードライブの装備やベルトさんのメンテナンスを担う重要なキャラクターです。過去には科学者としての挫折を経験しており、物語の中でその背景が明らかになります。
吉井怜さんは、ドラマや映画を中心に活躍し、特撮作品の出演を機にさらに知名度を上げました。
ベルトさん(ドライブドライバー) / クリム・スタインベルト(声):クリス・ペプラー
仮面ライダードライブに欠かせない相棒・ベルトさん(ドライブドライバー)の声を担当したのはクリス・ペプラーさんです。
ベルトさんの正体は天才科学者・クリム・スタインベルトが開発した人工知能搭載の変身ベルト。進ノ介にライダーとしての使命を託し、戦闘時のアドバイスや装備の指示を行う頼れる存在です。
クリス・ペプラーさんは、ナレーターやラジオパーソナリティとしても活躍し、本作の重厚な雰囲気を演出する重要な役割を果たしました。
ロイミュード幹部&敵キャラクター
ハート(ロイミュードのリーダー)役:蕨野友也
ロイミュードのリーダーであり、最強の存在として君臨するハートを演じたのは蕨野友也さんです。
ハートは単なる悪役ではなく、戦いの中で進ノ介やチェイスと複雑な関係を築いていきます。彼の信念や仲間への想いが描かれ、シリーズ後半では強敵でありながらも魅力的なキャラクターとして人気を集めました。
蕨野友也さんは、本作を機に知名度を上げ、ドラマや映画、舞台などで幅広く活躍しています。
ブレン(ロイミュードの参謀)役:松島庄汰
ロイミュードの知的参謀・ブレンを演じたのは松島庄汰さんです。
ブレンは、冷静で策略家な性格ですが、劇中ではコミカルな一面も見せ、特に後半では強烈なキャラクターとして人気が爆発しました。ハートへの忠誠心が厚く、最後には自らの命をかけて仲間を守る姿が描かれています。
松島庄汰さんは、ブレン役で一躍注目され、その後も舞台やドラマで活躍を続けています。
メディック(ロイミュードの医療担当)役:馬場ふみか
ロイミュードの医療担当・メディックを演じたのは馬場ふみかさんです。
メディックは、味方であるロイミュードの治療を担当する存在ですが、強い独占欲を持ち、特にハートへの異常な執着を見せるキャラクターです。物語が進むにつれ、彼女の成長や変化が描かれ、重要な役割を果たします。
馬場ふみかさんは、本作の出演後、モデル・女優としてさらに活躍の場を広げ、多くのドラマや映画に出演しています。
真影壮一 / フリーズロイミュード役:片岡鶴太郎
物語の黒幕の一人である真影壮一(フリーズロイミュード)を演じたのは片岡鶴太郎さんです。
真影は警察内部に潜む黒幕として暗躍し、進ノ介たちを翻弄します。彼の正体は、ロイミュード001ことフリーズロイミュードであり、圧倒的な冷気を操る強敵として立ちはだかります。
片岡鶴太郎さんは、俳優・画家・ボクサーなど多方面で活躍しており、本作でもその独特の存在感を発揮しました。
ゲスト出演・特別キャスト
早瀬明(進ノ介の元相棒)役:滝口幸広
進ノ介の元相棒である早瀬明を演じたのは滝口幸広さんです。
早瀬は進ノ介と共に事件を捜査していましたが、ある事故をきっかけに入院生活を送ることになります。その後も特状課と関わり、進ノ介に影響を与える重要なキャラクターとして描かれました。
仁良光秀(警視庁の幹部・裏の黒幕)役:中村優一
特状課を追い詰める冷酷な警視庁幹部・仁良光秀を演じたのは中村優一さんです。
仁良は表向きは警察の上層部ですが、実際はロイミュードと手を組み、特状課を陥れようと画策する悪役として登場します。その憎々しい演技が話題となりました。
中村優一さんは、かつて『仮面ライダー電王』『仮面ライダー響鬼』にも出演しており、本作では完全な悪役としての新たな一面を見せました。
蛮野天十郎(詩島剛と霧子の父・ロイミュードの開発者)役:森田成一(声のみ)
ロイミュードの生みの親であり、詩島兄妹の父・蛮野天十郎の声を担当したのは森田成一さんです。
蛮野は、かつて天才科学者としてロイミュードを生み出した張本人ですが、冷酷な本性を持ち、最終的には敵として進ノ介たちと対峙します。
声を担当した森田成一さんは、アニメ『BLEACH』の一護役などで知られる人気声優で、本作でも圧倒的な存在感を放ちました。
まとめ:『仮面ライダードライブ』の魅力を支えた豪華キャスト陣
『仮面ライダードライブ』は、竹内涼真をはじめとした豪華俳優陣の熱演によって、特撮ファンだけでなく幅広い視聴者を魅了しました。
刑事ドラマの要素を持つストーリー展開や、ライダーとロイミュードとの戦いを彩る個性的なキャラクターたちが大きな見どころです。
本作を機にブレイクした俳優も多く、今振り返っても魅力的な作品となっています。ぜひもう一度、『仮面ライダードライブ』を見返し、キャストの演技に注目してみてください!
- 『仮面ライダードライブ』の主演は竹内涼真が務めた
- 特状課の仲間として内田理央、稲葉友、上遠野太洸らが出演
- 敵キャラクターとして蕨野友也、松島庄汰、馬場ふみかが登場
- ナレーション・ベルトさんの声はクリス・ペプラーが担当
- 片岡鶴太郎や中村優一など、豪華なゲストキャストも出演
- 作品は刑事ドラマ要素と特撮アクションが融合した独自の世界観