『仮面ライダービルド Be The One』は、2018年8月4日に公開された『仮面ライダービルド』の劇場版作品です。本作はTVシリーズのクライマックスに直結するストーリーが描かれ、多くのファンにとって見逃せない一作となっています。
本記事では、本作のあらすじや注目ポイントを詳しく解説し、劇場版ならではの見どころを紹介していきます。仮面ライダーブラッドとの壮絶な戦い、新フォームの登場、主題歌とのリンクなど、映画をより深く楽しむための情報をお届けします。
それでは、『仮面ライダービルド Be The One』の魅力を一緒に探っていきましょう!
この記事を読むとわかること
- 映画『仮面ライダービルド Be The One』のあらすじとTVシリーズとのつながり
- 本作の敵「ブラッド族」や仮面ライダーブラッドの正体とその目的
- 劇場版オリジナルフォーム「クローズビルドフォーム」の詳細
- 映画ならではの映像美やアクションの魅力
- 主題歌「Everlasting Sky」が物語に与える影響
- 次作『仮面ライダージオウ』への布石としての役割
本記事を読めば、『仮面ライダービルド Be The One』の魅力を余すことなく理解できます!
画像は公式サイトより引用。
映画『仮面ライダービルド Be The One』のストーリー解説
『仮面ライダービルド Be The One』は、TVシリーズのクライマックスに直結する物語です。
戦争が終結し、新たに統一されたはずの日本。しかし、その裏では新政府の都知事となった「ブラッド族」が暗躍し、地球を支配しようと画策していました。
ブラッド族は国民を洗脳し、桐生戦兎(仮面ライダービルド)を裏切り者として排除しようとします。さらに、戦兎の仲間たちも敵に回ってしまい、彼は完全に孤立してしまいます。
追い詰められる戦兎。しかし、彼の相棒である万丈龍我(仮面ライダークローズ)との絆が奇跡を起こし、反撃のチャンスを掴みます。
地球の未来を賭けた戦いの行方は――?
物語の時系列とTVシリーズとのつながり
本作はTVシリーズ第45話と第46話の間の出来事として描かれています。
戦兎たちがエボルトとの最終決戦に挑む直前のタイミングで、新たな脅威が現れるという展開です。
映画内では、「新世界創造」に関わる重要な要素も描かれており、シリーズ最終回への伏線が張られています。
敵・ブラッド族の正体とその目的
本作の敵であるブラッド族は、エボルトとは異なる火星由来の地球外生命体です。
彼らはかつてエボルトと共に火星にいた存在であり、地球を支配するために密かに動いていました。
都知事の立場を利用し、全国民を洗脳してビルドを追い詰めるという策略を実行します。
そのリーダーである伊能賢剛(仮面ライダーブラッド)は、圧倒的な戦闘力を誇る強敵として戦兎たちの前に立ちはだかります。
見どころ①:仮面ライダーブラッドとの壮絶な戦い
『仮面ライダービルド Be The One』では、最強クラスの敵・仮面ライダーブラッドが登場します。
彼はブラッド族のリーダー・伊能賢剛が変身した姿で、戦兎たちを圧倒する強敵です。
TVシリーズのエボルトとは異なる視点から地球を滅ぼそうとする伊能賢剛。彼の策略によって、戦兎は国民からも仲間からも追われることになり、精神的にも極限まで追い詰められます。
ブラッド族の圧倒的な力と洗脳計画
ブラッド族は、特殊な力を持つ地球外生命体であり、彼らの最大の武器は「洗脳能力」です。
伊能はこの能力を使い、日本全国の人々をビルド討伐へと仕向けます。これにより、戦兎の仲間である石動美空や滝川紗羽までもが敵となり、さらには万丈龍我までもが洗脳され、ビルドを攻撃するという展開に。
この洗脳計画によって、戦兎は完全に孤立し、かつてないほどの絶望的な状況へと追い込まれます。
戦兎が追い詰められる展開とクライマックス
映画のクライマックスでは、戦兎と伊能の激しいバトルが描かれます。
仮面ライダーブラッドは、ビルドジーニアスフォームをも凌ぐ戦闘力を誇り、戦兎を圧倒。
一方で、洗脳されていた万丈が戦兎との絆を思い出し、共に立ち上がる場面は感動的なシーンの一つです。
ここで登場するのが、映画オリジナルフォームである「クローズビルドフォーム」。戦兎と万丈が一つになった最強フォームで、仮面ライダーブラッドとの決戦が繰り広げられます。
このバトルは、本作最大の見どころであり、TVシリーズ以上の迫力あるアクションが展開されます。
見どころ②:新フォーム「クローズビルドフォーム」の登場
『仮面ライダービルド Be The One』の最大の魅力の一つが、映画オリジナルフォーム「クローズビルドフォーム」の登場です。
これは桐生戦兎(仮面ライダービルド)と万丈龍我(仮面ライダークローズ)が一体化することで誕生する特別な形態。
物語のクライマックスで、戦兎と万丈の強い絆が力となり、強大な敵・仮面ライダーブラッドに立ち向かうために変身します。
戦兎と万丈の絆が生んだ最強フォーム
TVシリーズでも数々の戦いを共に乗り越えてきた戦兎と万丈。
本作では、万丈が敵に洗脳されるという展開が描かれますが、戦兎の必死の呼びかけによって、二人の絆が再びつながります。
その結果、二人の力を合わせた「クローズビルドフォーム」が誕生。
このフォームは、ビルドのラビットラビットフォームとクローズの要素が融合し、赤と青のツートンカラーが特徴的なデザインとなっています。
クローズビルドフォームの能力と必殺技
クローズビルドフォームは、圧倒的なパワーとスピードを兼ね備えた最強の形態です。
通常のビルドやクローズを遥かに超える戦闘能力を持ち、特に空中戦に強いのが特徴。
そして、このフォームの必殺技が「ラブ&ピースフィニッシュ」。
金と銀の二重螺旋のエネルギーをまとったキックを放ち、仮面ライダーブラッドを圧倒します。
この必殺技は、まさに戦兎と万丈の友情の証とも言える演出が施されており、映画のクライマックスを最高に盛り上げます。
見どころ③:映画ならではの映像美と迫力アクション
『仮面ライダービルド Be The One』では、映画ならではのダイナミックなアクションシーンが大きな魅力となっています。
TVシリーズでは限られたセットや屋外ロケが中心ですが、本作では大規模なロケーションや最新の映像技術を駆使し、ビルドの世界観をよりスケールアップさせています。
特に、戦兎と万丈が共闘する場面や、仮面ライダーブラッドとの空中戦は圧巻の一言。映画ならではのクオリティで描かれるアクションは、ファン必見のポイントです。
TVシリーズを超えるスケールの戦闘シーン
本作では、ビルドたちの戦いが大都市を舞台に繰り広げられます。
TVシリーズでは主に屋上や工場跡などが戦闘の舞台となることが多いですが、映画では市街地や広大なフィールドを活用。
特に、クローズビルドフォームと仮面ライダーブラッドの最終決戦は、空中戦を交えたスピーディーなバトルが展開され、まるでハリウッド映画のような迫力を感じられます。
特殊効果とカメラワークの進化
映画版では、CGやワイヤーアクションが多用され、TVシリーズでは見られない演出が盛り込まれています。
例えば、クローズビルドフォームが空中を駆けるシーンでは、高速移動のエフェクトやカメラワークが際立ち、臨場感あふれる映像に仕上がっています。
また、ビルドの変身シーンや必殺技の演出も、映画ならではの美しいエフェクトが施され、視覚的にも楽しめる要素が満載です。
見どころ④:主題歌「Everlasting Sky」と映画のラスト
『仮面ライダービルド Be The One』の感動をさらに引き立てるのが、主題歌「Everlasting Sky」です。
この楽曲は、音楽ユニットPANDORA(小室哲哉 & 浅倉大介)がプロデュースし、シンガーBeverlyが歌唱を担当。壮大なメロディと力強い歌声が、映画のテーマと見事にマッチしています。
エンディングで流れるこの楽曲は、戦兎たちの戦いの結末と共に、新たな未来への希望を象徴するものとなっています。
主題歌が物語に込められた意味
「Everlasting Sky」は、戦兎たちが求める「平和な未来」を表現した楽曲です。
歌詞には、「争いのない世界」「希望に満ちた空」といったフレーズが登場し、ビルドの物語とリンクしています。
また、映画のラストでこの曲が流れることで、戦いの激しさから解放され、希望と感動に満ちた余韻を残す演出になっています。
エンディングと次作『仮面ライダージオウ』への布石
映画のエンディングでは、次作『仮面ライダージオウ』の主人公・常磐ソウゴ(仮面ライダージオウ)が登場。
これは、平成仮面ライダーシリーズの伝統とも言える、「次のライダーへのバトンタッチ」のシーンとなっています。
戦兎たちの物語が完結へと向かう中、新たな仮面ライダーの誕生が示唆されることで、ビルドの物語が次の時代へと受け継がれることを感じさせる構成になっています。
まとめ:『仮面ライダービルド Be The One』は必見の劇場版!
『仮面ライダービルド Be The One』は、TVシリーズの終盤と深く関わる重要なエピソードでありながら、劇場版ならではの迫力や感動が詰まった作品です。
強敵・仮面ライダーブラッドとの壮絶な戦い、新フォーム「クローズビルドフォーム」の登場、映画ならではのスケール感あるアクション、そして感動的な主題歌「Everlasting Sky」など、見どころ満載の内容となっています。
ビルドの物語をより深く楽しみたいファンにとっては、絶対に見逃せない一本と言えるでしょう。
TVシリーズファンが楽しめる要素
- 本作はTVシリーズ第45話と第46話の間に位置し、ストーリーの補完としても重要。
- エボルトとは異なる新たな敵・ブラッド族との戦いが描かれる。
- TVシリーズでは見られない特別なフォーム「クローズビルドフォーム」の登場。
劇場版ならではの魅力とは?
- 映画ならではの大迫力のバトルシーンと洗練された特殊効果。
- 全国民を洗脳するというスケールの大きなストーリー展開。
- 次作『仮面ライダージオウ』への布石としての役割も果たしている。
『仮面ライダービルド』ファンならもちろん、アクションやストーリーを楽しみたい人にもおすすめの作品です。
もしまだ見ていない方は、ぜひチェックしてみてください!
- 『仮面ライダービルド Be The One』はTVシリーズ終盤に直結する劇場版
- 敵・ブラッド族が全国民を洗脳し、ビルドを追い詰めるストーリー
- 戦兎と万丈の絆が生んだ新フォーム「クローズビルドフォーム」が登場
- 映画ならではのスケールの大きなバトルと迫力のアクションが見どころ
- 主題歌「Everlasting Sky」が物語の感動をより深める
- エンディングでは次作『仮面ライダージオウ』への布石も描かれる