『仮面ライダードライブ』に登場する専用マシン「トライドロン」。仮面ライダーシリーズでは珍しい“車”をモチーフにしたマシンであり、そのデザインや機能に驚いた視聴者も多いのではないでしょうか。
本記事では、トライドロンの基本情報や秘密、そして『仮面ライダードライブ』本編での活躍シーンを詳しく紹介します。
仮面ライダードライブにとって欠かせない相棒であるトライドロンの魅力を徹底解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
- トライドロンの基本スペックやデザインの特徴
- 「タイヤコウカン」やシフトカーとの連携などの特殊機能
- 本編や映画でのトライドロンの活躍シーンと重要な役割
画像は公式サイトより引用。
トライドロンとは?その特徴と秘密に迫る
『仮面ライダードライブ』に登場する専用マシン「トライドロン」は、主人公・泊進ノ介が変身する仮面ライダードライブの相棒ともいえる存在です。
従来の仮面ライダーシリーズではバイクが主流でしたが、本作では初めて**車**がメインのマシンとして登場し、視聴者に大きなインパクトを与えました。
ここでは、トライドロンの基本スペックやデザイン、そしてバイクではなく車が採用された理由について詳しく解説します。
トライドロンの基本スペックとデザイン
トライドロンは、**特殊エンジン「コア・ドライビアエンジン」** を搭載したハイスペック車両で、仮面ライダードライブの戦闘をサポートする様々な機能を備えています。
全長 | 4,550mm |
全幅 | 2,060mm |
全高 | 1,290mm |
最高速度 | 580km/h |
搭載エンジン | コア・ドライビアエンジン |
その外観は、赤と黒を基調としたスーパーカーのようなデザインで、未来的かつスポーティなフォルムが特徴です。
また、車体前面の**「シフトカー認識システム」** により、ドライブが使用するシフトカーを自動的に検知し、戦闘時にはタイヤ交換機能や各種サポートを提供します。
なぜ仮面ライダーのマシンがバイクではなく車なのか?
仮面ライダーシリーズの伝統として、歴代ライダーはバイクを使用していましたが、『仮面ライダードライブ』では**車**が採用されました。
この大きな変更の背景には、制作陣の**「警察官ライダー」というコンセプト**が関係しています。
泊進ノ介は特状課(特状課=特殊状況下事件捜査課)の刑事であり、パトロールをイメージさせる車両の方が物語に適していると判断されました。
また、戦闘時には**「タイヤコウカン」** というシステムが組み込まれており、通常のバイクよりも多彩なギミックを活かせるというメリットもありました。
このように、**トライドロンは単なる移動手段ではなく、戦闘を大きくサポートする存在**として設計されているのです。
トライドロンの特殊機能とギミック
トライドロンは、仮面ライダードライブ専用の車両として、単なる移動手段にとどまらず、様々な**戦闘支援機能**を備えています。
その特徴的なシステムのひとつが、仮面ライダードライブのバトルスタイルを大きく変える**「タイヤコウカン」**機能です。
また、シフトカーとの連携や高速戦闘に対応するエンジン性能など、多くの秘密が隠されています。
「タイヤコウカン」システムとは?
トライドロンには、仮面ライダードライブのフォームチェンジを支える「タイヤコウカン」システムが搭載されています。
車両のフロント部分が展開し、内部から特殊なタイヤが出現。ドライブの胴体部分に装着されることで、新たな能力を発揮できます。
- **マックスフレア**:炎をまとい、高温攻撃が可能
- **ファンキースパイク**:鋭いスパイクで敵を攻撃
- **ミッドナイトシャドー**:分身能力を付与
- **ジャスティスハンター**:対象を捕縛するチェーンを装備
このように、タイヤコウカンは状況に応じた柔軟な戦闘スタイルを実現し、ドライブの戦闘力を大幅に強化しています。
高速戦闘を可能にするパワーと性能
トライドロンは、通常の車両とは比べものにならない最高時速580km/hという驚異的なスピードを誇ります。
これは、特殊エンジン「コア・ドライビアエンジン」によるもので、単なるスピードだけでなく、**機動性や加速力も抜群**です。
さらに、戦闘時には「ターボブースト機能」を活用し、一瞬で敵との距離を詰めたり、回避行動をとることができます。
シフトカーとの連携と進化する戦闘能力
トライドロンのもう一つの重要な要素が、**シフトカーとの連携機能**です。
シフトカーは、それぞれ特殊な能力を持ったミニカー型のアイテムで、トライドロンに装填することで**新たな機能が解放**されます。
例えば、シフトカー「シフトスピード」を使用すると、瞬間加速が可能になり、敵の攻撃を回避しながら攻めることができます。
また、特殊なシフトカーを使うことで、トライドロン自体が変形し、戦闘能力を大幅に向上させることも可能です。
これらのギミックが組み合わさることで、トライドロンはただの車ではなく、仮面ライダードライブの戦闘に不可欠な**戦闘支援マシン**としての役割を果たしているのです。
トライドロンの活躍シーンを振り返る!
『仮面ライダードライブ』において、トライドロンは単なる移動手段ではなく、戦闘や作戦において重要な役割を果たしました。
スーパーカーのようなスピードと機能を活かし、主人公・泊進ノ介(仮面ライダードライブ)とともに数々の名シーンを生み出しています。
ここでは、特に印象的な活躍シーンを振り返ってみましょう。
初登場シーン!仮面ライダードライブとの出会い
トライドロンが初めて登場するのは、第1話「俺の時間はなぜ止まったのか」。
ロイミュードによる事件が発生し、警察官である泊進ノ介が捜査に向かうも、時間が停止するという異常現象に巻き込まれます。
そのピンチの中、進ノ介の前に現れたのが**トライドロンとベルトさん**でした。
このシーンでは、トライドロンの自動運転機能が活かされ、進ノ介を救出すると同時に、彼を仮面ライダードライブへと導きます。
ロイミュードとのバトルで見せた圧倒的な機動力
トライドロンは、仮面ライダードライブが戦う際のサポートマシンとしても活躍。
特に、ロイミュードとのカーチェイスや戦闘シーンでは、その機動性が存分に発揮されました。
例えば、第5話では、逃走するロイミュードを追跡しながら「タイヤコウカン」を発動。
車両から特殊タイヤを射出し、ドライブの戦闘スタイルを即座に切り替えるシーンは、トライドロンの独自性を象徴する場面の一つです。
最終決戦でのトライドロンの決定的な役割
クライマックスとなる最終決戦(第47話)では、トライドロンの真価が発揮されました。
ゴルドドライブとの決戦において、ドライブはトライドロンと完全に一体化し、究極の力「タイプトライドロン」へと変身します。
このフォームでは、トライドロンの持つ全シフトカーの能力を使用可能となり、ゴルドドライブを圧倒。
さらに、トライドロン自体も戦闘に参加し、**最後の一撃をサポートする重要な役割**を果たしました。
まさに、ドライブにとっての「相棒」として、最後まで活躍し続けたマシンだったのです。
トライドロンのその後と関連アイテム
『仮面ライダードライブ』本編終了後も、トライドロンはさまざまな作品に登場し、ファンの間で根強い人気を誇っています。
さらに、玩具やフィギュアなどの商品展開も豊富で、コレクターアイテムとしても注目されています。
ここでは、映画やスピンオフ作品での活躍、そして関連グッズの魅力について詳しく紹介します。
映画やスピンオフ作品での登場
トライドロンは、本編終了後も映画やVシネマ、スピンオフ作品に登場し、仮面ライダードライブの重要なパートナーとして活躍しました。
- 『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』
未来の世界からやってきた敵と対峙する物語で、トライドロンも大活躍。
未来仕様の「ネクストトライドロン」も登場し、さらなる進化を遂げました。
- 『仮面ライダードライブ シークレット・ミッション』
テレビ本編では描かれなかったエピソードを補完するスピンオフ作品。
トライドロンの新たな機能や、シフトカーとのさらなる連携が描かれました。
- 『仮面ライダージオウ』
仮面ライダードライブのレジェンド回として登場し、仮面ライダージオウと共演。
この回では、泊進ノ介の登場とともに、トライドロンも再び姿を見せ、ファンを歓喜させました。
トライドロンの玩具やフィギュアの魅力
トライドロンは、仮面ライダーのメカ系アイテムの中でも特に人気が高いマシンであり、多くの関連商品が発売されています。
特に、以下のアイテムはファンの間でも高評価を得ています。
- DXトライドロン
劇中のギミックを再現した玩具で、シフトカーとの連動も可能。
「タイヤコウカン」機能が再現されており、劇中のフォームチェンジを再現できます。
- S.H.Figuarts トライドロン
精巧な造形と高い可動域を持つフィギュアシリーズ。
仮面ライダードライブのアクションフィギュアと組み合わせて、劇中のシーンを再現できます。
- ミニカーシリーズ
実車のスーパーカーをモデルにしたようなデザインが特徴的で、コレクター向けアイテムとしても人気。
これらの商品は、仮面ライダードライブのファンにとって必見のアイテムばかりです。
今でもオークションや中古市場でプレミア価格がつくこともあり、その人気の高さが伺えます。
まとめ:仮面ライダードライブを支えたトライドロンの魅力
『仮面ライダードライブ』に登場する専用マシン「トライドロン」は、シリーズ初の“車”を採用した仮面ライダーマシンとして、多くのファンに衝撃を与えました。
従来のバイクとは異なり、スーパーカーのようなデザインと多彩な戦闘ギミックを搭載し、仮面ライダードライブの戦闘を強力にサポートする存在となっています。
特に、以下の3つのポイントが、トライドロンの大きな魅力といえるでしょう。
- ① タイヤコウカンシステムによる多彩な戦闘スタイル
状況に応じて「タイヤコウカン」を行い、ドライブの戦闘能力を柔軟に変化させる。
- ② 圧倒的なスピードと機動力
最高時速580km/hを誇り、ロイミュードとのカーチェイスや高速戦闘を可能にした。
- ③ 作品を超えた登場と人気の高さ
『仮面ライダージオウ』や映画作品にも登場し、玩具やフィギュアなどの関連アイテムも充実。
物語の終盤では、「タイプトライドロン」への変身をサポートし、仮面ライダードライブが最終決戦で勝利を掴む大きな鍵となりました。
これは、単なるマシンではなく、**進ノ介にとっての「相棒」としての存在**が強調された瞬間でもありました。
本編終了後も、その人気は衰えず、玩具やスピンオフ作品などで再登場を果たしています。
仮面ライダードライブを語る上で、**トライドロンの存在は決して欠かせないもの**と言えるでしょう。
今後も、仮面ライダーシリーズの歴史の中で語り継がれるであろうトライドロン。その魅力を改めて感じるために、ぜひもう一度『仮面ライダードライブ』を視聴してみてはいかがでしょうか?
- 『仮面ライダードライブ』の専用マシン「トライドロン」は、シリーズ初の“車”型マシン
- 「タイヤコウカン」やシフトカーとの連携で、多彩な戦闘スタイルを実現
- 最高時速580km/hを誇る高速性能と特殊武装を搭載
- 本編や映画で活躍し、最終決戦では「タイプトライドロン」への変身をサポート
- 玩具やフィギュアなどの関連アイテムも豊富で、今なお高い人気を誇る